• 我等が市原市は養老渓谷が観光ポイントとして有名で、うちの部落はその養老川沿いにある。自転車ＯＣＲ-3を買ってから、脚のトレーニングを兼ねて、養老川の土手沿いを遡るコースをよく走っているが、たまたまネット上で見つけたのがＴ太郎の滝。

• いつも出かけているコースの途中にあるようで、さっそく出かけたらスグに見つかる・・・ここは、そのページで案内が出ているので地元の方ならすぐに解る場所。

• へー、市原市に滝がまだ有るんだと驚いたものだが、観光地のような大規模な滝ではないものの、数メートルの小さな滝はけっこうあるようで、千葉県の滝でサーチすると、けっこうな数の滝があるので、 なんとなく興味がわいてくる。

• その手のページを見ると、蛇行した川のＳ字部分をショートカットして繋いでしまい、Ｒの部分を田んぼに替える　川廻しと言う区画整理の方法があるようで、その跡が滝になる場合があるらしい。

ミニ滝めぐり

• ふーんそうだなあ、千葉県内の小さな滝を探しつつ、自転車ツーリングも良いかもなあ、これからは千葉のミニ滝ツーリングだな・・・と思っていた頃、たまたまネットで見つけたのが千葉県の○秘境・・

• なんだそりゃ、千葉に秘境なんてもうネエだろう・・・などと、ほぼ県内なら車・バイクで出かけていない所はないと自負している私は、そんな場所すぐ解るわさ・・と、○秘境でぐぐってみるのだが・・・・・・

• そのキーワードでぐぐってヒットするページが一様に、その所在地を隠すのである・・・となるとますます知りたくなるのが、ネット人間？？

• なんでもそこは、一時期2ちゃんねるだか、4ＷＤ誌で紹介されたかして有名なポイントになったものの、それを見て訪れる一部の４駆＆ライダーらのマナー違反があったようで（キャンプ・バーベキューのゴミ処分方法等の ありがちなヤツらしい）、実際地元の方々ともめたようで？（これは、ちょっと違うようで、本当のところは地元の方に取材しないと真相は不明）から、ネット上では頭文字しか表記しないことになったらしい。

• 会社のＰＣ画面上で、なんだか、映画「砂の器」に出てくる地名、亀田を探すようなワクワク感に浸りつつも私は、その頭文字から、スグに浮かんだのが○演習林・・・そこいらだろうと検討を付けて、ネット上の地図で探すが、なかなか一致せず・・・もう一度、いくつかのキーワードから、そのカシラ文字の集落を探すが・・・・・・実にたくさんありすぎなのだ。

• それでも、なんとか探し当てて（この間が長くて楽しいのだが）、改めて、○秘境のページを読めば、完全に一致＠＠・・・しかし＠＠

帰りの脚力が保てるか？？

• そのポイントは・・・・かなり遠いのである。まあ、ツールド・フランスに比べりゃ、屁のような距離だし、片道だけなら無理ではないが、問題は帰りである。

• アップダウンの続く山道、パンクでもしようものなら遅れに遅れて日が暮れる・・・なぞと後ろ向きな事を考え始めるが・・・

• あっつ・・・自転車バックという手もある。

• これさえあれば、途中で断念しても、最寄の駅までなんとか辿りつき、最悪の場合、列車で帰ることも出来る。よーし帰りはそうしよう・・ってことで、出発・・・・そして到着・・・・そして自力で無事帰還＠＠

• いやーなかなか素晴らしいところだったし、出かけた方が一様に場所を秘密にするワケもよく解った。確かに秘境は秘境だが、地元で生活する方々の庭先に土足で入り込むようなロケーションなので、隠さねばならない理由も納得。

• 地元の方々の水源地である場所への進入は遠慮願いますと、タテ看に書かれてあるにも係わらず、未だに平気で四駆で侵入する輩も後をたたないようで・・・・・・と言う私も、自転車の油を撒き散らしつつ、川の入り口まで侵入したが・・・

• 最後に、このルートに間違いないと思いつつ、このポイントに近づく時に、野猿が畑を荒らしている姿を見かけます（猿よけのアミは効果なし）、自転車が近ずくと、畑から逃げるようにして林道を大挙して 突然横切る姿を見ますが、はっきり言って短パン素足の自転車ライダーは怖くてビビります。

• イキナリ飛び出して来るので、自転車で撥ねる・・なんてことはないと思いますが、万が一、たまたま動きの遅い小猿なんぞを跳ねてしまおうものなら、後で集団で仕返しされる んじゃないかと脳内妄想が始まります。オマエラ都会に住む連中が遊びに来る場所ではないんだぞ・・・と威嚇するような（猿の惑星？？）脳内妄想が始まったら、生身の自転車ライダーには恐怖を感じるポイント になります。

• ただ・・完全密閉冷房付きの4駆車・完全武装のオフロードライダーにはおいしいポイント。生身をさらすこと（裸足にもなれない）完全武装の秘境者・・・ではなくて卑怯者にはまさに近場の秘境